上田拓司(うえだたくじ) 本名 谷口拓司
能楽シテ方 観世流 準職分
- 昭和34年2月17日 シテ方観世流職分上田照也の次男として神戸に生まれる。
- 昭和36年8月20日 初舞台 仕舞(養老)
- 昭和41年4月29日 先代上田隆一 十七回忌追善会に「能 小袖曽我 五郎」
- 同年5月9日 (小鼓)大倉流祖先祭に「能 小袖曽我 五郎」
- 昭和43年11月3日 初シテ「能 猩々」
- 以降、現在までの主な開曲
- 昭和51年「千歳」、昭和52年「石橋」、昭和53年「乱」、
- 平成2年「道成寺」、平成9年「望月」、平成11年「安宅」、平成13年「翁」、
- 平成14年「砧」、平成16年「正尊」、平成18年「求塚」
- など
- 平成13年 重要無形文化財綜合指定
- 平成18年 上田兄弟会で神戸ブルーメール賞(団体で受賞)
- 平成20年 文化庁芸術祭 新人賞
- 平成24年 文化庁芸術祭 優秀賞受賞
- 令和元年 兵庫県文化功労者 表彰
- 令和2年 文化庁芸術祭 優秀賞受賞(瓦照苑で団体受賞)
- 令和4年 (公財)神戸文化支援基金 こぶし志縁賞受賞
亡父上田照也、大槻文蔵に師事し、数多くの演能を続けている。
上田4兄弟で、「上田観正会」を引き継ぐ。
「志の会」「長田能」「照の会」「あさひ能」「上田兄弟会」を催す。
又、舞台上の演能にとどまらず、「社会における能の意義」を思い、幼稚園から老人大学まで、様々な形での能の教室、講演等の活動を続けている。
日本能楽会、公益社団法人能楽協会神戸支部、神戸観世会、研和会、上田同門会、大槻同門会、上田観正会、上田兄弟会に所属。
- 夙川能舞台瓦照苑代表、公益社団法人能楽協会神戸支部特別教育委員、
- 公益社団法人能楽協会神戸支部支部長、神戸観世会理事、
- 一般社団法人観正会常務理事、株式会社上田観正会能楽堂取締役、
- 関西学院大文学部 日本文学科 卒業
主な出演予定
10月の予定
5日(土)
有馬能
於・三田屋本店 有馬能楽堂
能「千手 重衣之舞」地頭
6日(日)
瓦照苑 青涼会 青涼能
於・夙川能舞台瓦照苑
能「桜川」地謡
14日(月祝)
笠田祐樹之会 笠田稔三回忌追善能
於・湊川神社神能殿
舞囃子「砧」地頭
能「融 思出之出 舞返之伝」副地頭
22日(火)
音とリズムから能を知る
テーマ曲「定家」
謡
27日(日)
大槻能楽堂特別公演
於・大槻能楽堂
能「屋島 弓流 奈須與一語 語掛」副地頭
11月の予定
10日(日)
酒都で聴く居囃子の会
於・白鷹禄水苑 宮水ホール
独鼓「放下僧 小唄」謡
番囃子「自然居士」地頭
23日(土祝)
照の会 神戸公演
於・湊川神社神能殿
能「景清」シテ
28日(木)
瓦照苑 青涼会 木曜会
素謡「三輪」ワキ 他仕舞
12月の予定
1日(日)
和謡折衷in冬青庵
於・冬青庵能舞台
仕舞「葵上」「須磨源氏」シテ
8日(日)
神戸観世会
於・湊川神社神能殿
能「當麻」地謡
能「葵上 梓之出」後見
15日(日)
上田観正会定式能
於・上田観正会能楽堂
21日(土)
大槻能楽堂自主公演能
於・大槻能楽堂
能「朝長」地謡
2025年1月の予定
3日(金)
大槻能楽堂自主公演能 新春能
於・大槻能楽堂
能「春日龍神 龍女之舞」副地頭
4日(土)
大槻能楽堂自主公演能 新春能
於・大槻能楽堂
能「二人静」副地頭
25日(土)
大槻能楽堂自主公演能
於・大槻能楽堂
能「藤戸」副地頭